働く現場を知る
エピソード01
【課題】
ある食品加工場で使用されているトンネル型のスチーマー(コンベアで食品を流して蒸す機械)は、ラインのスピードを上げると温度ムラが出てしまうのでスピードは遅く、回転も悪ければボイラーの燃費も悪いといった問題がありました。
【解決策】
給排気の自動制御盤を製作・設置することで、ラインスピードを落とさずに安定した温度を保ち、品質も落とさない生産ができるようになりました。
【成果】
生産性が上がることによって、事業者様の従業員の残業が減り、燃料も30%の省エネとなったため、お客様に大変喜んでいただけました。
エピソード02
【課題】
震災後に新築する工場では、いかに環境負荷を抑えた工場にするかが課題でした。
【解決策】
蒸気ボイラー単体では、どのメーカーも1%刻みでのCo2対策を進めています。工場全体での効果的な方法として、主に縫製工場で採用されている蒸気ラインのドレン回収による熱回収システムをご提案し、施工させていただきました。
【成果】
弊社のこれまでの様々な業種の施工実績を活かすことが、お客様の課題を解決する新たなご提案につながっています。
エピソード03
【課題】
ボイラーを設置した後も安全に使用してもらうために、定期的なメンテナンスやボイラーに使用する水の水質管理を行っています。給水に地下水を使用していた水産加工場の水質が、震災によって塩化物イオンが多く含まれたボイラーに適さない水質に変化していたことか判明しました。
【解決策】
水道水への変更をご提案しました。
【成果】
ボイラーの腐食の進行を防ぐことができ、現役稼働中です。